What Equipment is Used to Harvest Chaga? - AlaskaChaga

チャーガの収穫用の道具

チャーガは、闘病、がんとの戦い、炎症の緩和、消化の改善などの効果があることから、代替健康療法として急速に世界中で伸びています。アラスカやシベリアの先住民が何世代にもわたって収穫して、使用してきたチャーガは、最近では世の中が発展したおかげで世界中の人の手に届くようになりました。チャーガは森の中で収穫できることから、自分で収穫したいと思ったり、収穫にはどういう道具が必要なのか興味がある人もいます。

チャーガの収穫自体はそれほど難しくないですが、かなり厳しい天候の中での収穫となるため、しっかりとした備えが大切です。

チャーガの収穫に使う道具とは?

チャーガは樺の木があればどこにでも生えていることから、北半球の広い範囲に自生していますが、収穫する価値があるチャーガは、アラスカ、シベリアやこの二つの地域の気候に似ているところに生えているものだけです。その理由は、チャーガは温暖な気候では栄養価がなくなるからです。また、チャーガは冬の間に収穫する必要がありますが、これは暖かい時期に樹液が流れ出て、チャーガの栄養分も一緒に流れてしまうからです。

アラスカや同様の地域では冬の間、気温が非常に低いため、暖かくて何層にも重なった服、厚手のスノーブーツ、厚手の手袋、帽子、スカーフなどの適切な服装をする必要があります。一般的には、体を温め、凍傷を防ぐために、できるだけ体を露出しないようにしましょう。また、森の中で栄養を蓄えるために、軽食や水を持ち歩くとよいでしょう。

これに加えて、チャーガを収穫する場所の地図と、方向が分かるコンパスが必要です。樺の木は多くの場所で見られますが、都市や道路など、人間の手で開発された場所の近くにある木は汚染物質を吸収し、チャーガを汚染しているため、摂取するには安全ではありません。清潔で純のチャーガを収穫するには、携帯電話の届かない僻地に行く必要があるため、迷わないように地図、コンパス、そして出来ればGPSが必要になります。

チャーガを木から取り除くには、斧、ナイフあるいは同様の道具が必要です。樺の木に生えているチャーガは、硬くてひび割れした見た目をしており、その部分が菌核です。大きなチャーガは宿主の木の奥深くまで入り込んでいるため、手では取り除けません。木からキノコを丸ごと引き抜くのは環境的に悪影響です。斧あるいは大きなナイフを使うと、幹からチャーガを丸ごと切り取ることなく、一部分だけ取れます。

チャーガを丸ごと取り除いていけない大切な理由は、木の幹に穴が開いてしまうからです。チャーガは、幹よりも木の奥深くにある栄養分を宿主の木から吸収しています。幹に穴が開いてしまうと、木の構造的な健全性が損なわれるだけでなく、外側から感染することになり、木が枯れてしまう可能性があります。チャーガの一部を木に残しておくことで、穴が開かずにすみ、木が成長し続けることができます。

同じように、チャーガの木を剥ぎ取ると、収穫できるチャーガが減ってしまいます。ある地域でチャーガを採り過ぎると、その一帯ではすぐにチャーガがなくなってしまい、あなた自身やほかの人も多くのチャーガを採るには、より遠くに行く羽目になります。チャーガはゆっくりと成長するので、一部をそのままにしておくと、時間とともに再生していきます。

最後になりますが、収穫したチャーガを入れる袋や容器が必要になります。袋は小さくて持ち運びに便利なので、最適です。チャーガの中には非常に大きいものもあり、かなりの悪天候の中で収穫することになるので、何回も足を運ばずに、一回の収穫でできるだけ多くの量を採りましょう。

チャーガを使用する前に、まず乾燥させて含んでいる水分や樹液を取り除く必要があります。乾燥していないチャーガはカビが生える恐れがあり、口にした人の健康を害する可能性があります。チャーガを乾燥させるには、屋外で天日干しにしたり、家の中で自然乾燥させると良いです。また、低温に設定したオーブンでも乾燥できます。

たくさん収穫したチャーガを安全に保存したい場合は、ボールジャーやタッパーなどの気密性の高い容器を使いましょう。そうすることで、チャーガが様々な要素に触れることなく、虫やネズミなどのげっ歯類動物に食われません。チャーガは日の当たらない涼しくて乾燥した場所に保管し、容器には必ず収穫日を書いたラベルを貼り、消費期限を確認できるようにしましょう。期限切れのチャーガを口にしたからといって体調を崩すことはありませんが、古いチャーガは栄養分がないので、収穫してからどのくら経つのか、いつまでに使い、処分するのかを記録しておきましょう。

まとめ

チャーガの収穫は、特に複雑または骨の折れる作業ではないですが、入念な準備と適切な道具が必要になります。大変寒い中で収穫することになるので、凍傷、低体温症や冬の時期にかかりやすい病気に気をつけなければなりません。また、文明から切り離された密林の中を移動する術が必要で、チャーガの宿主の木を傷つけずにキノコを取り除く方法も知っておかなければなりません。

チャーガの収穫は難しいと思われるかもしれませんが、練習と備えがあれば、自分で簡単に収穫できるようになります。チャーガが収穫できる地域にお住まいの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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